1、webマーケティングとは、
経営学の権威、ドラッガーによれば、マーケティングとは、「販売とマーケティングは逆である」とし、「マーケティングの理想は、販売を不要にすること」「おのずから売れるようにすることである。」と定義されました。
すなわち、ドラッガーは、「売り込みしなくても」おのずから売れるような仕組みを、マーケティングの本質と捉えています。
従って、ユーザーがwebを通じて行動するあらゆる面を捉えて「売り込みしなくても」おのずから売れるようにする仕組みを作ることがwebマーケティングです。
2、webマーケティングの範囲
ユーザーがwebを通じて行動するあらゆる面を捉えて「売り込みしなくても」おのずから売れるようにする仕組みとは、
WebサイトやWeb広告、SNS、Eメールを集客チャネルとして、自社サイトに集客し、充実したランディングページやWebコンテンツで潜在顧客をファンにすることです。
このようなルートを通じて自社又は自社製品サービスのファンとなった潜在顧客は、他社と比較検討せず、おのずから自社製品サービスを買ってくれます。
SNSとは、Social Networking Serviceの略で、社会的つながりをインターネット上に構築するサービスです。
Eメールとは、インターネットを経由して、メールアドレスを宛先に、文字や画像、動画を送受信できるサービスです。
いずれも、ユーザーのwebを通じて行動です。
従って、webマーケティングはSNSマーケティングやEメールマーケティングを含む包括的概念です。
しかし、この包括的な概念であるWebマーケティングも内包するのが、デジタルマーケティングです。
上記のWebマーケティングだけでなく、ユーザーがデジタルを通じて行動するあらゆる面を対象としています。
スマートフォン、タブレットなどデジタルデバイスを通じてのユーザーの行動履歴、地図アプリなどのスマホアプリを通じての行動履歴、IoT商品の利用履歴などの包括的なデータも含むのです。
以上のように同じマーケティングであっても、その範囲は、広い方から、デジタルマーケティング、webマーケティング、SNSマーケティング又はEメールマーケティングの順になります。