営業の難しさはどのような営業方法が良いのか答えがないということです。
営業極めるべく営業に関する勉強を常に心がけていました。
一つの手法を考えるのに昔は自力で何とかしなければなりませんでしたが今では多くの書籍やインターネットなど様々な情報を手に入れることができるのでそのようなものも活用して日々営業にいかしたつもりでしたがそのことが本当に正しかったのか疑問です。
営業は得意な仕事ではなかったのですが、ある程度経験をすれば人並みぐらいは結果が出せるので常に努力をすれば報われるものだと思って例えば有名な書籍を買って、そこに載っているいくつかの方法を頻繁に
試す日々が続きました。うまくいったこともありますが、失敗したことも多くあります。例えば営業は時間を決めると面白いほど契約が取れるというようなものを実際に試した時の事です。
商談の最中ある程度時間を絞って目標立てて話を進めていきました。
時間になってある程度の商品説明も終わり後は後日もう一度伺うということを伝えて帰ろうとした時、相手方からちょっと疑問に思うことがあるんだけどいつでもいいからと聞かれました。 相手方のいつでもいいからという言葉にじゃまた伺った時にと返事をしてその場を去ってしまいました。
その2日後です。ライバル会社にその契約を取られてしまいました。
噂レベルではありますが、自分の営業の仕方に問題はなく、ライバル会社よりもこちらの方が良い商品であったことも非常にショックなことでした。
どうして商品が優れていて、営業の仕方にも問題がなくライバル会社に先を越されてしまったのか。今考えるとちょっとした質問にもその場で対応すべきだったのではないかと非常に後悔をしています。
営業は1日に多くの商談をしなければなりません。ですから本の通り1日に必要な商談をするために時間を決めて出来るだけ多く回ればそれだけ確率が上がるという考え方、また、営業にどれだけ時間を割いても時間がかかるようであれば契約は取りづらいという考え方もありますがしかしひとつずつ丁寧に営業を進めていくというやり方もあるのではないかと考えています。