共起語とは、特定の語句とよく一緒に使われる語句のことで、これを上手に使うことにより、サイトの訪問者のニーズを充足させることができます。
共起語を使うことによる利点は、「表現が豊かになる」ということです。
表現が豊かになれば、その場の情景などが文章を介して想像しやすくなり、訪問者の納得感や問題解決につながりやすくなります。
また、必然的に単語の数が増加するので、類似サイトとの差別化がしやすく、コンテンツが単調になることも避けやすくなります。
では、共起語をどうやって探すのかということですが、これはライティングを行うことなどにより知らないうちに身に付く部分もあるものの、ツールを使うという手もあります。
こういったツールは、これまでいろいろな種類がありましたが、提供が終了してしまった物なども多く、現在は「共起語検索ツール」がおすすめかと思われます。
このツールは、キーワードを入力して検索すれば30のサイトから共起語を抽出できるようになっており、非常に使いやすいツールと言えます。
そして、共起語のSEO効果はどのような物かということですが、基本的に直接的な効果はないと思っておいてください。
例として、「一つのテーマでどのくらいの文字数が書けるか」ということを考えた時に、共起語を使えば文字数を増やすことはできますが、文字数が多ければ検索エンジンの評価が高くなるというわけではないからです。
あくまでも、共起語を使って、類似サイトよりも濃い内容のコンテンツを作ることのほうが重要です。
それにより、結果的に検索順位が上がることもありますが、SEO効果を狙って使う物ではないということです。
そして、共起語を使う際の注意点ですが、上述したように「検索順位を上げるために使わない」ということです。
検索順位を上げるには、訪問者の検索意図のみならず、検索行動自体をそのサイトで終了させるくらいのコンテンツを作ることを目指しましょう。
