ユーザーファーストは、SEOライティングをする上でいちばん重要な物と言えます。
SEOの順位を決定しているGoogleが、これを企業理念としているからです。
「ユーザーに焦点を絞ることで、それ以外の物は勝手に付いてくる」という理念をベースにしているので、サイトを作る側にも必然的に同様のことが求められます。
では、ユーザーファーストとは何なのかということですが、「Googleの23の質問」では「訪問者の課題を解決することをいちばんに考えているか」「コンテンツの内容は信頼に足る物か」「訪問者のニーズを充足させるだけのボリュームはあるか」「誤字があったり、間違った文法の使い方をしていないか」などが挙げられており、つまりはっきりした基準はありません。
ユーザーファーストの追求には「これでよい」というゴールはなく、常に改善していかなければならないのです。
そして、ユーザーファーストを意識したコンテンツを作るためには、事前準備が必須です。
SEOライティングにおいて、事前準備はいちばん時間をかけるべき項目と言えます。
これが、コンテンツのクオリティーを左右することになるからです。
準備は、以下の六つのステップから成ります。
「強力なライバルがいないキーワードを選ぶ」。
「キーワードから検索意図を見つける」。
「目標となるペルソナを決定する」。
「類似サイトをリサーチする」。
「コンテンツの最終目標を決定する」。
「コンテンツの構成をまとめる」。
上記のうち、ペルソナの決定については検索意図からイメージするのが基本ですが、思い付かないという場合は、身近な人などの中から、そのコンテンツに関心を持ちそうな人を選ぶとよいでしょう。
類似サイトのリサーチは、検索結果の1位から10位のサイトを調べましょう。
上位表示されているサイトというのは、Google公認のお手本とも言えるので、非常に参考になる物です。
そして、コンテンツの構成は類似サイトを参考にしつつ、ペルソナが行動したくなるような作りにすることを心掛けましょう。
