全くの初心者であっても独学で動画編集スキルを身に着けることはできます。なぜならネットでは基礎的なスキルだけでも、動画編集の仕事を受注することができるからです。そもそも求められるスキルがあまり高くないのです。それではYouTube動画などを例に挙げながらまとめていきたいと思います。
■動画編集で求められる最低限の3つのスキルとは
多くの動画編集の仕事で必要な最低限のスキルは、「カット・テロップ・BGM」です。これらは動画編集の基礎的スキルで、このレベルなら全くの初心者でもすぐにできるようになります。まずカットとは動画を切り取ること。厳密には「誰も喋っていない・何も展開が無い」などの不要なシーンを、切り取って捨てることです。YouTuberは動画内で、淀みなく喋っているイメージはないでしょうか?言葉に詰まったシーン一つ一つにカットを入れているため、淀みなく喋っているように見えるのです。
テロップとはいわゆる字幕のことで、出演者が喋っている内容を文字に起こします。少し聞き取り辛い部分も文字にすれば、視聴者にとって分かりやすいですし、同音異義語も簡単に判別できるのです。BGMは動画内で流れる音楽で、楽しさ・スリル・しんみりなど雰囲気をより引き立たせる効果があります。基本的にこれら3つのスキルがあればYouTube動画は成立すると言っても過言ではありません。
■基礎的なスキルを独学で身に着ける方法とは
カットなどは動画編集ソフトの基本的な動作なので、ソフトのやり方を解説した参考書を読めばOKです。実際に動画編集しているところを参考にすると分かりやすいので、解説動画を観てもいいです。解説動画はソフトの公式サイト・オンライン学習サイト・YouTubeなど様々な場所で見つかります。あなたにとって分かりやすいと思える動画を参考にしてみましょう。コツとしてはなるべく「難しそうだ」と感じてしまう動画は避けることです。苦手意識があると学習が進みにくくなります。まずは楽しく動画づくりで遊ぶ感覚で始めてみるとよいでしょう。