皆さんの周りにインターネットを利用していない人はもはや1人たりともいない。ほとんどの人がスマホやPCで直接的に利用するだけでなく、インフラや食事、家などで間接的にもインターネットを利用している。実際にどのくらいの人がインターネットを利用する端末を所持しているかについて、総務省の令和2年情報通信白書によると、2019年度の国民のスマホ保有率は83.4%、PC保有率は69.1%に達している。
このように国民のほとんどが利用し、すっかり身近になったインターネットであるが、皆さんがインターネットを利用し始めてすぐに気が付くことは、圧倒的な情報量である。そしてその圧倒的な情報量はSNSやWebメディアによって生み出されている。Webメディアには、「一次メディア」「二次メディア」「ソーシャルメディア」「バイラルメディア」「キュレーションメディア」「まとめサイト」などがあるが、皆さんが情報を見る・探す上で気を付けるべきことは1つだけである。
それは「ホントの情報」か「ウソの情報」かである。今では道端に落ちている小石ようにウソの情報に遭遇できてしまう。悪意のあるウソの情報を信じてしまうと、現金などの実害になってしまうことも多々ある。それでは、多くのWebメディアからどのように「ホントの情報」と「ウソの情報」を見抜けば良いのだろうか。これには簡単な方法がある。それは「情報源に社会的地位があること」、そして「複数の情報源で同じ情報が見られること」である。情報源が一次メディアや「大手企業が広告しているWebメディア」であれば、ほぼウソの情報は無くなるだろう。
また、ウソの情報があったとしてもすぐに修正される。これらの情報源では情報の信頼性が損なわれると大手のスポンサーが離れてしまうので、ウソの情報はほぼ見られない。また、複数の情報源で同じ情報が見られれば、それだけホントの情報である信頼度が上がる。
この文章でも、ホントの情報を提供するために、総務省の情報を引用していることにお気づきだろうか。是非これからWebメディアで情報を得るときは情報源を確認してみてはいかがだろうか。